本を自炊した話
こんにちは、最近本棚から本を大量に処分したので、そのお話をしようと思います
目次
1,本棚から溢れる本をどうするか
私は本を読むのが好きで、買うのも大好きでした
毎月いくら本につぎ込んだか分かりません
でも読む速度と買う頻度が比例していないので、どんどん積読が増えていきました
時々、同じ本を買ってしまうことがありました
そしてある時、気が付きます
「これってお金の無駄なんじゃ・・・?」
本は知的財産であり、買うのは必要経費。散財じゃない
そう言う家庭で育った私ですが、さすがにヤバイと思いました
だって、読んでない本で本棚が圧迫されているんです
とりあえずもう本は買わないようにしましたが、それでも一度気になった本の量はもう気になってしまってしょうがありません
目の前に積まれた本をどうしようかなーと考えました
そして思いつきました
書類のようにデータ化してパソコンに入れてしまおう、と
ネットで調べてみると、それほど難しくなさそうでした
というわけで、やってみました!
2,本の自炊
=現物の本を処分して、自力でデータベース化することです
料理ではありません
電子書籍を新たに買うんじゃなくて、自分でそれにしちゃうんです
自炊したデータを売ることは犯罪ですが、自分の所有物である本をデータとして保管する分には犯罪にはなりません
自炊するのは結構面倒ですが、持っている本を改めて買うのって何だか馬鹿らしく感じてしまって、この手段を取りました
私のように何百冊と所有している人は自炊した方が安上がりですが、数冊程度の場合、特にスキャナーを持っていない場合は電子書籍版の買いなおしをお勧めします
3,自炊化に必要な物
本をスキャナーにかけるには、本をバラバラにする必要があります
バラバラにする方法は3つ
- 裁断機を使って自力でバラす
- 業者に頼む
- カッターを使って自力でバラす
数字が大きいほど疲れますが、安上がりです
3の方法については別記事をご覧ください
私は一度カットブックプロという会社にお願いしたんですが、追加で自炊したい本が出たので3の方法も取りました
カットブックプロさんは冊数が多いとそれだけ安くなる料金設定なので、冊数が多い方におすすめです
4,ひたすらデータ化!
裁断された本をひたすらスキャンしてパソコンに取り込みました
何冊入れたか分かりませんが、スキャンだけで1日以上掛かりました
自力で裁断する場合は倍以上の時間が掛かるので、1か月の余裕を持って毎日少しずつスキャンしていくのをお勧めします
私はスキャナーを持っていないし、これからも所有する予定はないので、スキャレンという会社からレンタルしました
裁断機のレンタルもしているので、セットで借りてもいいかもしれません
借りたスキャナーと同じ物↓ めちゃめちゃ使いやすいし高速で連続読み込みしてくれるので、オススメ
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今は最新モデルが別にありました↓
こっちも使いやすそう!
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5,本棚がカバンに入った!
頑張った甲斐がありました↓
現在私のkoboちゃんには601冊の本が入っています
あれだけの本がこんな小さくまとまってしまうなんて、現代科学ってスバラシイ!
思い切って自炊してよかったと思います!
これからはどこに行っても好きな時に好きな本を読みます!
6, 自炊のメリット・デメリット
主なメリットは場所を取らないこと、どこでも読めることの2点
そして主なデメリットは、費用と労力が掛かること、売れないことの2点です
どちらも自炊するかしないかを決定するのに値する大きな理由になりますね
自炊しない場合はともかく、自炊した場合は後悔しても元には戻らないので、よーく考えてから自炊しましょう
大好きな物語を何度も読む人・引っ越しが頻繁な人などにはおすすめです
あ、でも、本に書き込みたいタイプの人はやめた方がいいですよ!